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2021年1月20日 ホームページを更新しました。
■2017年02月20日 ホームページをリニューアルしました。



Jyoukai Tsuushin 週刊醸界通信  2021年1月20日 第2525号






 

●ビール4社2021年事業計画を発表 缶製品・家飲み対応がカギ
 ビール4社の2021年事業計画が8日までに出揃った。各社は市場見込を99〜101%程度と見込むが、コロナ禍で再び緊急事態が宣言されたこともあり、業務用市場の厳しさに変わりはなく。家庭市場の強化がカギになる。
 4社は、昨年10月の酒税改正で減税となったビール、特に、コロナ禍の家飲み需要で好調に推移した缶製品に注力する。
 2020年のビール4社のビール類販売数量は3億2861万ケース、前年比約9%減と推定され、16年連続で前年を下回った。
 昨年はコロナ禍で業務用市場が大打撃を受け、特にビールについてはキリン19%、アサヒ22%、サントリー30%、サッポロ18%と4社とも大幅な減少に見舞われた。
 この結果、2020年のカテゴリー別構成比はビールが41%、発泡酒が13%、新ジャンルが46%で、年間を通じて新ジャンルがビールを上回った。
 昨年10月の酒税税率改正で新ジャンルは増税となったが、消費者の節約志向は根強く、増税前の9月には予想を上回る駆け込み需要が見られ、10月はその反動が表れたが、キリンの「本麒麟」は年間で32%もの大幅増を記録。2021年も11.7%の増加を狙う。アサヒは「クリアサヒ」が前年比16.2%減となったが、サントリーの新ジャンルは前年並みを確保、サッポロは「麦とホップ」「GOLD STAR」の娯ツートップ戦略後で年間19%増となった。
 コロナ禍の収束はまだ見えないばかりか、今年に入ってから感染者数は大幅増となっており緊急事態宣言で飲食店は営業時間短縮が求められ、業務用市場の回復はさらに遠のく。
 このためビールを中心に家庭用をいかに取り込むかが重要になってくるが、キリンビールが昨年10月に発売した「一番搾り 糖質ゼロ」は期待を上回る193万ケースを販売。2021年は22.8%増となる430万ケースの販売を計画。「一番搾り」ブランド計では2500万ケース、同13.1%増を目指す。












(つづきは紙面をお読みください。)



 

● 「一番搾り」と「本麒麟」2ケタ増を目指す キリンが21年度事業方針を発表 20年ビール類販売数量は4.5%減

 キリンビールは1月6日、2021年事業方針を発表、布施孝之社長は2019〜2021年中計の最終年度を「従業員一人ひとりがCSVマインドを持ち、大きな環境変化に適応できる娯正しい戦略後を継続することで、『お客様の笑顔』と『企業の成長』を両立させていく」と語った。
 同社の2020年1〜12月のビール類販売数量は1億2941万ケース(大びん換算)、前年比4.5%減。9%程度のマイナスと見られる市場平均を上回った。
 これについて同社長は「キリンビールの商品・技術・人材を活用して課題解決に取り組む『CSVマインド』を従業員一人ひとりが発揮、『絞りの効いたマーケティング』との掛け算の成果」とした。
 このうちビールは3602万ケース、同18.6%減(市場平均22%減と見込む)、発泡酒は3033万ケース、同2.1%減(同1%減)、新ジャンルは6307万ケース、同4.6%増(同3%増)。「一番搾り」は2210万ケース、同24.0%減となったが缶商品は1330万ケース、同3.1%減に留まった。「同 糖質ゼロ」の販売数量は193万ケース、「本麒麟」は1997万ケース、同32.0%の大幅増。
 またRTD計の販売数量は7152万ケース12.3%増、ノンアルコール飲料計は349万ケース、同10.4%増で両カテゴリーとも市場平均を上回った。
 洋酒計の販売金額は264億円、同10.8%減となったが市場平均は上回った。







(つづきは紙面をお読みください。)

 

● 「スーパードライ」販売数量8.9%増を計画 アサヒビールが21年事業方針 20年ビール類売上高は15.7%減

 アサヒビールは1月6日、2021年事業方針発表会を開催、塩澤賢一社長は「アサヒビールのビジョンを『すべてのお客様に、最高の明日を。』と定め、2020年に制定した長期経営方針“Value経営への変革”への取組みを加速し、2021年の事業方針を『主力ブランドの価値向上と新カテゴリーの創出で、お酒の楽しみ方を提案し、新市場を創出する』」と語り、「2020年は新型コロナウイルスにより、社会構造や外部環境が大きく変化し、消費行動も変化した。今後も先行きは不透明で、不安・ストレスを抱えた生活が続き、健康や衛生に対する意識はさらに高まり、時間やお金の使い方は常に変化していく。こうした変化を踏まえて長期経営方針“Value経営への変革”をこれまで以上にスピードを上げて取組み、今回制定した『すべてのお客様に、最高の明日を。』を実現していく」とした。
 同社の2020年のビール類売上高は5613億円、前年比84.3%。2021年は5970億円、同106.4%を計画。主要ブランドの2020年販売数量は「スーパードライ」6517万箱、同78.0%、「スタイルフリー」1165万箱、同105.1%、「クリアアサヒ」1768万箱、同93.8%。
 主要ブランド及びビール類以外の売り上げ目標は別表の通り。
 松山一雄専務取締役マーケティング本部長は2021年の取組みについて、「2026年までの酒税改正に伴い、特に酒税が一本化されるビール類ではブランド淘汰が予想され、お客様の飲み方もこれまで以上に多様化していくものと思われ、各種類カテゴリーの主力ブランドの価値向上に注力。「スーパードライ」をはじめ、ビール類では糖質ゼロの発泡酒「アサヒスタイルフリー〈生〉」、新ジャンルでは“キレ・爽快”の「クリアアサヒ」、“コク・味わい”を求めるニーズには「ザ・リッチ」に注力する。
 4月には、日本初となる缶のふたを全開にすると泡が自然に発生する「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」(5%、340ML缶)を発売する。
 業務用では、外食時においしいビールが飲みたいというニーズに対し、樽生ビールの品質向上に取組み、高品質な樽生ビールの提供を支援していく。さらに、同社のグローバルブランド「ピルスナーウルケル」の取組みを参考に、「スーパードライ」ブランド価値向上を目指し、新たな呼称制度「タップエリート」を導入。認定を受けた「タップエリート」は高品質な「スーパードライ」を提供するだけでなく、自らの言葉で同ブランドの歴史や品質を語り、ブランドの魅力発信の役割りを担う。





 

 


(つづきは紙面をお読みください。)


 


● 「新しいお酒」の魅力をカイタク 21年ビール類販売数量は4.8%増を計画 サッポロビールが21年事業方針説明会

 サッポロビールは7日、2021年事業方針説明会を開催、高島英也社長は「サッポロビールの経営理念『新しい楽しさ・豊かさをお客様に発見していただけるモノ造り』を推進、『誰かの、いちばん星であれ』をビジョンとして、ひとりひとりの心を動かす物語でお酒と人との未来を創る酒類ブランドカンパニーを目指し、社員の行動規範として娯カイタクしよう(心を動かすアイデアを、お酒の次の未来を、深く愛されるブランドを、社会との共鳴を)後」と呼びかけ、2020年について「新型コロナウイルスの感染拡大、10月の酒税率改正により酒類市場は大きく変化、当社は『ビール強化』『新ジャンル ツートップ戦略』を遂行。ビールは業務用の需要が縮小したものの、家庭用で売上を伸ばし中でも『黒ラベル』缶商品は6年連続で売上アップを果たし、『ヱビス』は4年振りに缶商品の売上が前年を上回った。新ジャンルは2月に発売した『GOLD STAR』が計画を大きく上回り、『麦とホップ』との異なるおいしさ価値でお客様の期待に応え前年比19%増の売上を達成。RTDは前年実績を下回ったが『男梅サワー』がお客様の支持を拡大、RTS『濃いめのレモンサワーの素』は計画を大幅に上回った。
 2021年は「経営理念とビジョンを原点として、新しい『お酒』の魅力をカイタクし、お客様の課題と社会課題を解決することで、お酒と人との未来を創っていく」とした。 同社の2020年ビール類の販売数量は3995万ケース、前年比91.9%(大びん換算、ビール82.2%、発泡酒83.8%、新ジャンル119.0%)。ノンアルコールは81.0%、RTD89.7%となった。






 




(つづきは紙面をお読みください。)


 


● ビール類販売数量前年比101%を目指す 4月に“糖質ゼロ”のビール新商品 サントリービールが21年事業方針

 サントリービール、サントリースピリッツは1月8日、2021年事業方針を発表、サントリーBWS・鳥井信宏社長、サントリービール・西田英一郎社長、サントリースピリッツ・神田秀樹社長が出席した。
 初めにサントリーBWS・鳥井社長が「昨年の国内酒類市場は新型コロナウイルスの影響により、業務用で約6割、家庭市場で約7%程度の減少になったのではないか。サントリーの酒類事業は約5%程度の減少で、市場平均を上回ることができた。昨年は10月に酒税税率の改正が行われ新ジャンルに想定以上の駆け込み需要が見られたが、消費者の健康志向、消費の多様性がますます高まってきた。サントリーは安全・安心な商品の提供により日本の食文化を発展させ、人々の生活を豊かにし、2021年の国内酒類事業で前年比7%増を目指す」と語り、サントリービール・西田社長、サントリースピリッツ・神田社長は2021年事業方針を次のように説明した。
 サントリービール「サントリーは“最高のうまさで、ワクワクさせたい。”をビジョンに事業展開しており、2020年は「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドの娯神泡後プロモーションや“四季の金麦”の展開、リフレッシュしたいというニーズに応える「オールフリー」のリニューアルなど、新たな需要創造に挑戦。
 ビール事業は、サントリーのDNA「やってみなはれ」精神の象徴として2021年も、高品質なものづくりと最高のおいしさを真摯に追求、新た価値創造に挑戦していく」。
 同社の昨年のビール類販売数量は6475万ケース(大びん換算)、前年比91%で国内ビール類総市場並み。(ノンアルコールビールテイスト飲料を除くと5675万ケース、同89%)。「ザ・プレミアム・モルツ」は同73%となる1260万ケース。酒税改正による減税を追い風に10月以降の同ブランドの缶製品の販売数量は6%増、特に「同〈香る〉エール」は23%の大幅増。「金麦」ブランドは「金麦」「同〈糖質75%オフ〉」「同〈ゴールド・ラガー〉」の3種で展開。酒税改正による増税の影響はあったものの、食事に合う新ジャンルとして好評でブランド計(缶)の販売数量は3667万ケース、同100%と過去最高を更新。「オールフリー」の販売数量は793万ケース、同108%。内臓脂肪に着目した機能性表示食品「からだを想うオールフリー」は年間販売計画を上回る253万ケース。












 
(つづきは紙面をお読みください。)


 


● 21年売上高10%を目指す 5月に「響」「山崎」新ギフト商品 サントリースピリッツが事業方針

 サントリースピリッツの2020年売上は前年並みを確保。ウイスキーの「トリス」「メーカーズマーク」が、RTDでは「こだわり酒場のレモンサワー」が好調に推移。ジャパニーズジン「翠」は3月の発売以降、日常の食事に合う「翠ジンソーダ」という新たな価値が好評で、当初計画を大幅に上回った。
 神田社長は「2021年も引き続き、戦略ブランドを中心にさらなるブランド育成・強化を図り、スピリッツ事業のリーディングカンパニーとしてさらなる成長を目指す。また、お客様により一層おいしくお酒をお楽しみいただくため、商品開発から飲用時まで品質にこだわった活動に取り組むと共に、新たな価値を提供する新商品や飲み方提案など、積極的なマーケティング活動を展開する」と語った。
 昨年のウイスキー市場はハイボールの堅調な人気はあったものの新型コロナウイルス感染症拡大により、前年を下回った。 同社のウイスキー販売数量は前年比101%、ハイボール缶販売数量は同106%、RTD販売数量は同109%といずれも前年を上回った。
 同社製品の中味を支えるのは、大阪工場におけるスピリッツ・リキュールづくりによる蒸溜・浸漬技術と、ウイスキー蒸溜所におけるウイスキー造りによるブレンド技術、さらに商品開発センターにおける本格酒類をベースとしたそれぞれにおける中味づくり。
 2021年は「角瓶」「ジムビーム」「トリス」のハイボールで継続的な市場牽引、「メーカーズマーク」「Ao」「知多」の接点拡大とファンの創出、「ストロングゼロ」「ほろよい」「レモンサワー」それに新製品の定番ブランドの強化による市場牽引、「レモンサワー」、ジャパニーズジン「翠」による新たな需要創造、に取り組む。「翠」ジンソーダは2021年、
20万ケース(8.4L換算)、前年比211%の販売を目指す。



 



 

 

                     

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